スイッチを入れればぱっと明るくなる、コンセントにさしこめばアイロンが使える−何気なく使っている電気は、どのようにして私達の周辺に辿りついているのでしょうか。より安全に、より便利に使えるように、幾重にも安全回路が組みこまれて、システム化された経路を経て、はじめてコンセントや照明へ送られるのです。その経路を簡単に説明しておくと、(1)建物の外部に取り付けられた引込み線の取りつけ点からメーター(電力量計)を通り、(2)そのメーターから屋内の分電盤へ。(3)分電盤のブレーカーを通り、(4)次に漏電遮断器を経て分岐回路に。(5)分岐回路にはそれぞれの容量に応じた安全ブレーカーが組み込まれていて、このブレーカーから各部屋の照明やコンセントへ送られます。これでわかるように、私達の周辺に辿りつくまで、決して無制限であったりすることなく、必要量だけ安全に電気が流れるようにシステムができ上がっています。最近、ニュータウンや公共の道路などでは、送電線を地中に埋設して電柱のない美しい街路が目につきます。そういう地域では、自分の敷地内に電気を引きこむ時には地中引き込み方式を採用すると、建物の外観がすっきりします。
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